気持ち悪い風景
ここは東京、中央線。
年齢相応のシワが目立つけど、美しい母親と今風の高校生ぐらいの男の子が並んで座っていた。
よくある風景なんだけど、なんだか違和感。なんだろう、この違和感。思春期の子供と親の距離にしてはちょっと近すぎる?
中央線の中でも人気のある駅で降りて行った。
背中を見送って、思い出した。きょうは土曜日だ。高校生っぽい男の子が土曜の昼下がりに母親と繁華街に向かう違和感。
余計なお世話か、余計なお世話だね。
目線をぐるりと車内を見渡した。おお、女性の背中から抱えるように立っている男性。あらやだ、仲睦まじ…いと思っていたら、その男性はその隣の男友達と話している。
3人連れか。友達の前でよくいちゃつけるな、つか男友達のほうもよくそれを見守ってられるな。
うん、余計なお世話だね。
目線を前に戻した。
女性のTシャツの柄が目目連のような、無数の目だった。
東京にはいろんな人がいるなあ。気持ち悪いけど、目目連柄のTシャツはほしいなとちょっと思った。ちょっとだけよ?
あしもと
大きな出来事に面した時、自分にはなにが出来るかを考えるものだと思う。
彼の国の人
ヘイトスピーチ
よく見る夢
なぞのサービス精神
「あなたが地球にいた頃」で検索してこのブログにたどり着いている方の多さにびっくりしているでござる。
印象に残ってないとか書いていて申し訳ないっす。
演劇集団キャラメルボックスは、1990年代にアコースティックシアターと銘打った作品を多く上演していたのだけど、私は「アローンアゲイン」(94年)が一番好きです。
多分、劇中のキャラクターたちと似たような経験があると感情移入しやすい作品群なのではないかと。印象に残ってないというのは、私の経験値の低さなんでしょう。どんな観客が観ても説得力のある演技ができる役者さんがやらないと難しい、そんなシリーズだと思います。
(いや、いま「アローンアゲイン」を検索したらネガティブな感想が上の方にあるので、フォローしたくなりました 汗。再演版より初演版観ろ!)
前置きが長くなりましたが。「あなたが地球にいた頃」で検索してきているあなたに。
舞台の内容について印象は残っていませんが、この曲がめちゃくちゃ好きです。
「人が人を想う気持ち」を標榜する劇団を表現している使用楽曲の一つだと思います。
♪ねえダーリン、足かせを外せばどこへだって行けるはずだろ
思い込みをなくせば世界は「きらきら」しているのだ、そんな感じの楽曲です。
ある時からオリジナル曲にこだわるようになってしまいましたが(悪いことではないんですけどね。良曲も多いし)、このころのプロデューサー兼音楽担当だった加藤昌史さんのセンスは神がかっていたと思います。
どういう人が「あなたが地球にいた頃」と検索しているかわかりませんが、せっかくなので私の好きなこの曲も知って(思い出して?)ください。